建築/建設業界の労災事例
本サイトで紹介している労災事例は、実際にあった労災事故を掲載しておりますが、当協会によせられた労災事例ではありません。予めご了承ください。
カテゴリー
- その他 (1) |
- はさまれ、巻き込まれ (38) |
- 墜落、転落 (55) |
- 崩壊、倒壊 (37) |
- 感電 (17) |
- 有害物等との接触 (53) |
- 激突 (2) |
- 激突され (24) |
- 火災 (5) |
- 爆発 (5) |
- 破裂 (1) |
- 転倒 (20) |
- 飛来、落下 (19) |
- 高温・低温の物との接触 (7) |
一人親方あんしん労災 – 草刈り作業中にハチに刺される
一人親方あんしん労災 - その他の労災事例
その他
草刈り作業中にハチに刺される
発生状況
本件労働災害は、甲河川の護岸工事において河川敷の草刈り作業をしていたところ、被災者を含めた作業者3名がアシナガバチに刺されたものである。
事故発生当日、まずは河川敷の草刈りの作業から取り掛かった。作業者5名は刈払機を使用し、横1列に並びながら前進することで草を刈っていた。すると、作業開始直後に作業者2名が手首をアシナガバチに刺された。刺された箇所は多少腫れる程度だったため、2人は作業を続行し、午前中の草刈り作業を終えた。そして、午後も引き続き同じように作業を再開したところ被災者も手首を刺された。被災者はアンモニア水や冷水で局部を冷やしたが、倒れ込んでしまった。当日は真夏だったため作業員は半袖で軍手を使用せずに作業を行っていた。また、被災者は自身がハチアレルギーを持っていることを知っていたが工事に参加していた。
原因・対策
本件労災はハチアレルギーを持っていることをわかっていたにも関わらず当該作業を担当したことや、蜂に刺される危険性に対する意識が低く、腕を露出したままで作業を行っていたことが原因で起きた事故である。
このような事故を防ぐために、蜂アレルギーを持っている作業者をハチに刺される危険がある作業場で作業させないことが重要である。また、このような場所では長袖を着るなどの露出の少ない格好で作業をする工夫を施し、事故があった場合の応急処置の教育を十分に行うことも必要である。
掲載日:2019年2月14日
カテゴリー
- その他 (1) |
- はさまれ、巻き込まれ (38) |
- 墜落、転落 (55) |
- 崩壊、倒壊 (37) |
- 感電 (17) |
- 有害物等との接触 (53) |
- 激突 (2) |
- 激突され (24) |
- 火災 (5) |
- 爆発 (5) |
- 破裂 (1) |
- 転倒 (20) |
- 飛来、落下 (19) |
- 高温・低温の物との接触 (7) |